大谷翔平にロバーツ監督「彼は苦しんでいる」7試合33打席ノーアーチ 好調時には見られない傾向も 予定通り第3戦先発へ「彼は明日投げる」
「ドジャース-ナショナルズ」(21日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で4打数無安打に終わった大谷翔平投手について「彼は少し苦しんでいる」と語った。
例年なら6月に状態を上げてくる大谷。だがこの日は3試合ぶりの無安打に終わり、ここ5試合で3度目のノーヒットゲーム。7試合&33打席連続ノーアーチとなり、6月の月間成績は打率・260、3本塁打と低迷している。
この日は第2打席で甘いボールを見逃すシーンもあった。第3打席ではカウント3-1からのボール球をスイングしてしまい、最後はチェンジアップにバットが出なかった。「先週からちょっと苦しんでいると思う。少し無理に振りにいっている感じもあった」と評したように好調時には見られなかった傾向だ。
それでも22日の第3戦には「彼は明日投げる」と明言したロバーツ監督。投打同時出場のゲームでは「体が温まっている感じ」と評していた大谷。二刀流で復調へのきっかけをつかめるかがポイントだ。
指揮官も「どうなるか見ていきたい。登板と関係あるとは思いませんが、このプロセスを進めていく中で彼が投げることで何か分かってくるかもしれない。今はまだ答えが出ていない」と語った。