大谷翔平、適時打&3出塁で勝利に貢献 6戦連続ノーアーチも160キロ死球影響なし カーショー5回2失点で3連勝&通算215勝目

 「ドジャース6-5ナショナルズ」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打2四球。前日のパドレス戦で右肩甲骨付近に160キロ直球の死球を受けたが、四回に右前適時打を放つなど、影響を感じさせない打撃で勝利に貢献した。

 ナ・リーグ最多120三振&1試合平均12・00奪三振を誇る左腕ゴアとの今季初対決。終わってみれば、大谷の完勝だった。

 初回の打席でストレートの四球で一塁へ歩くと、1点を追う三回1死三塁の場面はカウント3-1から四球。2打席で一度もスイングすることなく、好機を拡大し、後続の逆転打につなげた。

 ドジャース先発のカーショーは初回に被弾し、先制点を許したが、二回以降は走者を背負いながらも追加点を許さず。ベテラン左腕の力投にこたえるべく、2点リードの四回2死三塁の好機に右前適時打。貴重な1点をたたき出してリードを広げた。

 六回は2番手右腕ラトレッジに左飛。八回1死一、三塁の好機は3番手右腕サラザーの高めボール球に釣られて空振り三振。本塁打は14日のジャイアンツ戦で2本塁打を放った後は足踏みしており、6戦連続ノーアーチとなった。

 試合前には2日後、22日の先発に備えてブルペンに入り、20球を投げた。投球を見守ったロバーツ監督は「予定どおり、日曜日(22日)に向けて問題なく調整できているのは励みになる」。投げる方でも死球の影響は感じられなかった。

 カーショーは5回、78球、5安打2失点で余力を残して降板。ブルペン陣に勝利のバトンを託し、自身は3登板連続勝利で通算215勝目。4三振を記録し、メジャー史上20人目の通算3000奪三振まで8に迫った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス