大谷翔平 2打席連続、一度もバットを振らずに四球の珍事→レイマン代理監督のチャレンジ成功で同点→敵失で逆転に成功

 3回、四球を選んだ大谷(共同)
 3回、ベッツのゴロで二封された大谷(共同)
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 「ドジャース-ナショナルズ」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は三回の第2打席で四球を選んだ。

 先頭のキケ・ヘルナンデスが右中間への二塁打で出塁。ロハスが進塁打で走者を三塁に進め、第2打席に入った。初球のインハイを冷静に見極め、2球目のアウトローに逃げる変化球にも手を出さなかった。

 3球目のスライダーにも手を出さず再び3ボールに。4球目は外角を見極めて一塁へ歩きかけたが、球審の判定はストライク。ここで一度、打席を外した。5球目の低めはしっかりと見極めて2打席連続の四球となった。

 その後、ベッツの三ゴロが併殺打となり、無得点に終わったかに思われたがドジャースが一塁ベースの判定について代理監督のレイマンベンチコーチがチャレンジを敢行。見事に判定が覆り、併殺崩れ間に試合を振り出しに戻した。さらに好機を広げ、2死一、二塁から敵失の間にベッツが勝ち越しホームを踏んだ。

 第1打席では一度もバットを振らずストレートの四球で出塁していた。四回2死三塁の第3打席では、2球目の低めを豪快に振り抜き、痛烈なゴロで一、二塁間を破った。この日ファーストスイングで貴重な追加点をたたき出した。

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