水原一平被告 米東部に収監 刑期終了後に日本へ強制送還か

 ドジャースの大谷翔平投手(30)の銀行口座から金を盗み不正送金したなどとして禁錮4年9月が確定した元通訳、水原一平被告(40)が16日、東部ペンシルベニア州アレンウッドの連邦刑務所に収監されたことが連邦刑務所局などへの取材で分かった。水原受刑者の弁護人によると、収監に向けた期限だった16日に出頭した。

 連邦刑務所局によると、収監されたのは警備レベルの低い刑務所。弁護側は、水原受刑者が米国籍を持っていないとして、刑期終了後に日本に強制送還される可能性が高いと指摘している。

 水原受刑者の違法賭博問題は昨年3月、米メディアの報道で明るみに出た。受刑者は当初、スポーツ専門局ESPNの取材に、大谷選手が賭博の借金を肩代わりして送金したと虚偽の説明をした。連邦地検との司法取引に応じて銀行詐欺などの罪を認め、カリフォルニア州の連邦地裁が今年2月に量刑を言い渡した。当初、3月24日までの出頭を命じられたが、受刑者側の申し立てで出頭期限が2度延期された。

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