「ワイドナ」コメンテーター怒 水原一平被告「ありえない」「奥さんまで使って」弁護士は「正当化に失敗」と分析
フジテレビ「ワイドナショー」が9日、放送され、ドジャース・大谷翔平選手の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺などに問われた元通訳・水原一平被告の裁判を取り上げた。
判決では、求刑通り禁錮4年9月が言い渡されており、MCの東野幸治に意見を求められた泉谷しげるは「軽いな。思ったより、この人、悪い人だね」と怒りのこもった声で語った。
裁判では水原被告側が「給料は低く生活が苦しかった」などと主張。これに泉谷は「ありえない。年収も高いし、それでよく言えるなと思うのと、奥さんまで使って逃げ切ろうとして。たちの悪い奴だね」と一蹴した。
清原博弁護士は「もちろん弁護側は少しでも刑罰を軽くしようと正当化しようとしますけど」と前置きし「今回、なにが問題かというと大谷選手のプライベートなことまでどんどん述べているじゃないですか」と指摘。
続けて「やっぱり大谷選手は被害者で、お金を盗まれているのに、さらに水原被告はプライベートなこともどんどん述べてる、と。さらに大谷選手のイメージダウンするようなことをしている。本当に申し訳ない気持ちがあるんですかって。こういう気持ちを裁判官が抱いたわけですよね。だから心証が悪くてね、弁護側としても正当化しようとしたのに失敗したという事例だと思いますね」と分析した。
コメンテーターとして出演したバカリズムも「本当に給料があんまり入ってなくて、苦しかったとしても、大谷選手のせいにするというか、イメージを下げてっていうのは単純に印象が悪いから、もうちょっと潔く認めていたらこんな感じにならなかったんじゃないかな。より悪いやつなんだなって印象になっちゃいますよね」と語った。





