大谷翔平、快足三塁打で8試合連続安打 今季ワースト9戦ノーアーチ ドジャース逆転勝ち首位堅守 テオスカー決勝3ラン&8投手投入

 「パドレス2-5ドジャース」(11日、サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、5打数1安打2三振。連続安打試合を8に伸ばしたが、2日のメッツ戦を最後に本塁打が出ておらず、今季自己ワーストを更新する9戦41打席連続ノーアーチとなった。チームは同点の六回にテオスカー・ヘルナンデス外野手が11号勝ち越し3ランを放ち、8投手の起用で逃げ切って首位陥落の危機を免れた。

 この日の大谷は先発右腕バスケスに対し、初回の打席は空振り三振。三回無死一塁の打席は初球、甘く入ったスイーパーを打ち損じて左飛に倒れた。コンフォートの4号ソロで同点に追いついた五回の打席は2番手左腕モレホンに遊ゴロ。2点リードの七回は松井に空振り三振に封じられた。

 快音は2点リードの九回だ。左腕ペラルタの初球、甘く入ったスライダーを右中間三塁打。スミスの適時打で貴重な追加点を挙げた。

 大谷は5月の月間MVPを受賞。27試合でメジャー全体最多の15本塁打を記録するなど、圧倒的な打撃で昨年9月に続く、通算6度目の選出で自身の持つ日本選手最多記録を更新した。6月は昨季に月間15本塁打を放つなど、シーズンの中で最も調子の良い月だが、今季は6月11試合で打率・250(44打数11安打)、1本塁打、2打点で“6月男”の力を出し切れていない。

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