大谷翔平 5試合連続安打 今季初死球、実戦形式登板は11日に延期
「カージナルス3-7ドジャース」(8日、セントルイス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は、セントルイスでのカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場。一回に初球の速球を左中間に運び、今季10本目の二塁打をマークした。5試合連続安打となった一打を、ロバーツ監督は「強くはじき返した」と評価した。
大谷はその後は好機で2度凡退し、八回には左足に今季初の死球。この日は得点に絡めず、もどかしさを残して敵地での3連戦を終えた。5月は15本塁打を放って月間MVPに輝いた中、6月は8試合で1本塁打にとどまり、調子が下降気味に見える。ただ、昨年の6月も最初の8試合は1本塁打だけ。中旬以降に量産し、最終的に月間12本のアーチをかけた。6月は最も得意とする月だけに、期待は大きい。
チームは勝利し、カーショーが18年連続勝利を達成。また、大谷はこの日の死球も考慮されて、次回の実戦形式の登板が当初予定の9日(日本時間10日)から10日(同11日)に変更。指揮官は「足のことがあるし(サンディエゴへの)移動もある。1日余分に間隔を取る」と説明した。





