ドジャース3連敗阻止 大谷は二塁打で5戦連続安打&今季初死球 カーショー粘投5回1失点で18年連続勝利

 「カージナルス3-7ドジャース」(8日、セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打1死球だった。先発のクレイトン・カーショー投手が5回6安打、無四球、7奪三振で今季初勝利。メジャー18年連続勝利を記録した。チームは同一カード3連敗を阻止し、ナ・リーグ西地区首位の座を守った。

 大谷は初回の打席でメジャー初先発の24歳右腕マクグリービーの初球、151キロ外角シンカーを捉えて左中間二塁打。6戦ぶり長打を記録した。

 しかし、2打席目以降は沈黙。二回2死三塁の打席は一ゴロ、四回2死二塁の打席は左飛。得点圏に走者を置いた場面で快音を響かせることはできなかった。七回の打席は救援左腕キングの初球を詰まらせて遊ゴロだった。

 4点リードの八回2死一、二塁の好機では今季初死球。救援右腕スバンソンの内角低め、140キロスイーパーを左すねに受け、声を上げて苦悶の表情を浮かべた。足を引きずりながら一塁へ向かった。

 大谷は4日前に5月の月間MVPを受賞。27試合でメジャー全体最多の15本塁打を記録するなど、圧倒的な打撃で昨年9月に続く、通算6度目の選出で自身の持つ日本選手最多記録を更新した。6月は昨季に月間15本塁打を放つなど、シーズンの中で最も調子の良い月。しかし、6月8試合は打率・258(31打数8安打)、1本塁打、2打点と“6月男”の本領を発揮できていない。

 ドジャースは37歳左腕、カーショーが初回から走者を背負いながら粘りの投球で5回1失点。無四球、2年ぶりの7奪三振を記録し、今季5登板目で初勝利を手にし、メジャーデビューの08年から18年連続で勝利を記録し、メジャー通算3000奪三振まで17とした。

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