ドジャース、4度目サヨナラ負け 九回に大谷の幸運打から同点に追いつくも 9安打12残塁の拙攻響く 6回無失点の山本由伸は孤立無援

 「カージナルス2-1ドジャース」(7日、セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場。4打数1安打1四球で連続安打試合を4に伸ばしたが、5試合連続ノーアーチとなった。山本由伸投手が粘りの投球で6回4安打無失点、毎回の9奪三振を記録したが、援護でなかった。チームは九回に同点に追いつく粘りを見せたが、9安打12残塁の拙攻が大きく響いた。

 前日の同カードで3試合連続安打の大谷だったが、この日は七回の4打席目まで快音なし。先発フェディには初回の打席でフルカウントから内角低めカットボールを打って二ゴロ。三回2死走者なしの打席は四球で出塁し2死満塁の先制機を演出したが、4番スミスが中飛に倒れた。

依然として両軍無得点の五回無死二塁の好機は中飛。カウント2-2から内角低めカットボールを打ち上げ、不満の表情を浮かべた。七回無死一塁の打席は2番手左腕マッツのチェンジアップにタイミングを外されて遊飛に打ち取られた。

 敵地がどよめいたのは1点を追う九回の打席だ。敵軍守護神ヘルスリーの160キロ直球をたたくと、二遊間へのゴロ打球が二塁ベースに当たって大きく弾み内野安打。敵軍内野陣が右へ寄るシフトを取っており、打球は遊撃手の正面だったが、幸運な一打で出塁した。

 続くベッツの中前打で大谷は三進。3番フリーマンが空振り三振を喫したが、投球がワンバウンドで逸れて暴投となり、大谷が同点のホームを踏んだ。

 しかし、ドジャースは八回から登板したカスパリアスが回またぎの九回に自身の失策などで無死一、三塁のピンチを背負う。途中出場で左翼に入ったk・ヘルナンデスを動かし、内野5人で得点を防ぐ策を取ったが、代打アレナドに左翼線安打を許して今季4度目のサヨナラ負け。敵地で連敗を喫した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス