「ドジャース－ヤンキース」（３０日、ロサンゼルス）

　ドジャースが昨季のワールドシリーズ以来の顔合わせとなるヤンキース戦のラインアップを発表した。大谷翔平投手が「１番・指名打者」で出場するが、「２番・遊撃」が指定席だったムーキー・ベッツ内野手はスタメン外。２番にテオスカー・ヘルナンデス外野手が入った。

　大谷はここまで５４試合に出場し、ナ・リーグ１０位タイの打率・２９２、両リーグトップの２０本塁打、３５打点、リーグ８位タイの１１盗塁、同２位のＯＰＳ１・０４２をマーク。前試合のガーディアンズ戦は３打数無安打１四球で４戦ぶりノーヒットに終わり、注目された日本選手初の４試合連続本塁打は持ち越された。

　ヤンキースの先発はエースのマックス・フリード。昨オフにブレーブスからＦＡになり、８年２億１７００万ドル（約３１４億円）で合意した左腕は７つの球種を駆使して開幕から無傷の７連勝、防御率１・２９と、大型契約にふさわしい圧倒的な投球を披露している。大谷の過去の対戦成績は打率・６００（５打数３安打）、１本塁打、３打点と相性はいい。

　ベッツは開幕直前に消化器系の疾患で東京開幕シリーズ２試合を欠場。米国開幕戦からここまで５３試合に出場しているが、打率・２５４、８本塁打、３１打点、５盗塁と本来の力を出し切れていない。前日は試合がなく、英気を養ったはずだったが…。

　▽ドジャースのラインアップ　

　１番・ＤＨ　大谷　　　　　　　打率・２９２　２０本塁打　３５打点　１１盗塁　ＯＰＳ１・０４２

　２番・右翼　Ｔ・ヘルナンデス　打率・３０５　１０本塁打　４２打点　ＯＰＳ・９００

　３番・捕手　スミス　　　　　　打率・３３８　　５本塁打　２９打点　ＯＰＳ・９７５

　４番・一塁　フリーマン　　　　打率・３５９　　９本塁打　３６打点　ＯＰＳ１・０４４

　５番・中堅　パヘス　　　　　　打率・２７０　　９本塁打　３２打点　ＯＰＳ・７６７

　６番・二塁　エドマン　　　　　打率・２２５　　８本塁打　２６打点　ＯＰＳ・７１５

　７番・三塁　Ｋ・ヘルナンデス　打率・２２７　　７本塁打　１７打点　ＯＰＳ・７４０

　８番・左翼　コンフォート　　　打率・１７２　　３本塁打　　７打点　ＯＰＳ・５９９

　９番・遊撃　ロハス　　　　　　打率・２４１　　１本塁打　　５打点　ＯＰＳ・５８４

　投手　ゴンソリン　　　　　　　２勝１敗　防御率４・６８