ドジャース、緊急トレードでレッズから通算75セーブ元守護神ディアスを獲得 正式発表 23年37セーブ&球宴選出 フィリップス60日間ILへ
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースは29日(日本時間30日)、レッズとのトレードで抑えとして通算75セーブの実績を持つアレクシス・ディアス投手を獲得したと発表した。チームは22歳マイナー投手のマイク・ビラーニを放出し、エバン・フィリップス投手を15日間負傷者リストから60日間へ移行した。
プエルトリコ出身でメッツの抑えエドウィンを兄に持つディアスは22年にメジャーデビューし、最速159キロの直球とスライダーを武器に59登板7勝3敗10セーブ、防御率1・84をマーク。2年目には守護神として71登板9勝6敗37セーブの好成績を残し、球宴にも選出された。
メジャー4年目の今季は開幕直前に左太もも裏を痛めて負傷者リスト入り。4月15日に戦列復帰したが、6登板で2ホールド、防御率12・00と振るわず。直球の最速も152キロにとどまっており、今月1日にマイナー落ちしていた。
メジャー4年の通算成績は196登板、18勝14敗75セーブ、防御率3・21。
ドジャースはトライネン、イェーツ、フィリップス、コペックの抑え経験のあるリリーバー右腕4人が負傷者リスト入り。さらに、4年7200万ドル(約105億円)の大型契約を結び、新守護神として期待されている左腕のスコットがすでにセーブ機会に5度失敗するなど、精彩を欠いており、ブルペン陣の強化を必要としている。





