ドジャースに暗雲 ロバーツ監督がイェーツの負傷者リスト入りを示唆 右太もも裏の張りで緊急降板→ブルペン混乱の経緯も説明
「ドジャース9-11エンゼルス」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で右太もも裏の張りで緊急降板したイェーツの負傷者リスト入りを示唆した。
イェーツは七回途中から登板したが、オホッピーに逆転3ランを被弾。その後、アデルに四球を与えたところで右太もも裏を押さえて緊急降板した。
球団は右太もも裏の張りと発表。指揮官は「彼は投球時に張りを感じたようだ。診断の結果は軽度でグレード1」と明かし、「負傷した場所を考えるとIL(負傷者リスト)入りは避けられないのではと思うが、明日どのような状態か様子見になる」と説明した。
ドジャースは今季、開幕から負傷者が続出。この日、カーショーが復帰したが、IL入りは計15人で投手陣が13人という異常事態になっている。昨季のワールドシリーズ制覇に貢献したトライネン、フィリップス、コペックらを欠いており、イェーツまで欠くことになれば救援陣は火の車状態になりそうだ。
降板直後にバンダがマウンドへ向かったが、審判に制止され引き返すハプニングも発生。代わってガルシアが登板したが「バンダはシャヌエルに対して投げる準備をしていた。だがその前にカービー(イェーツ)が足を怪我して降板せざるをえなくなった。(右打者の)ニューマンとネトを迎えるため、ガルシアを呼んだが、伝達ミスだった」と説明。最終的に投手陣が2桁失点を喫しての敗戦。ロバーツ監督は「多くのヒットが出た試合だったが、重要な場面で抑えることができなかった。攻撃陣が粘り強く戦い、接戦に持ち込んだことは評価したいが、残念ながら勝つための投球ができなかった」と語った。





