佐々木朗希メジャー自己最多93球で六回途中3失点も初勝利またお預け 「あとは球速や球威が上がってきたら、もっと楽に」

 パイレーツ戦に先発した佐々木(提供・共同通信社)
 6回途中で降板し、ロバーツ監督にハグされる佐々木(共同)
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 「ドジャース8-4パイレーツ」(26日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)はパイレーツ戦に「1番・DH」で出場し、七回の同点適時二塁打を含む5打数3安打1打点、2得点、1盗塁の活躍で、チームの連敗を3で止めた。19日の第1子誕生発表から7日目。パパになって初めての長打&3安打固め打ちを記録した。先発した佐々木朗希投手(23)は5回2/3を5安打3失点と力投も、メジャー初勝利はまたもお預けとなった。

 メジャー自己最多93球を投げたが、佐々木のメジャー初勝利はまたもお預けとなった。最速約157キロの直球を軸に、六回途中まで3失点とゲームメーク。「いい軌道で投げられているし、思ったところにいっている」と手応えを口にした。

 一回、プレーボール直後の初球で先頭打者本塁打を浴びた。だがその後は走者を出しても崩れず、粘り強く抑えた。五回は厳しいコースを攻めながら2点を失ったものの「配球を間違えたところがあるかな。もう一回振り返って、次に生かしたい」と前向きに捉えた。

 ただ最速165キロを誇り「令和の怪物」と称される右腕にしては、まだ物足りなさが残る。「あとは球速や球威が上がってきたら、もっと楽になると思う」とさらなる飛躍を期した。

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