朗希登場曲変更の裏側 仕掛け人はキケ?ロハス? テオスカー「僕たちの仕事はリラックスさせること」 佐々木「いろんな人から猛プッシュあった」

 「ドジャース8-4パイレーツ」(26日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手はメジャー移籍後最多の93球を投げて六回途中5安打3失点だった。味方打線の援護を受けて同点の展開でマウンドを降りた。メジャー初勝利は手にできなかったが、次回登板につながる収穫ある登板となった。チームは11安打8得点で打ち勝って連敗を3で止めた。

 今季6度目、本拠地では12日のロッキーズ戦以来、3度目のマウンド。佐々木の新たな登場曲「バイラロ・ロッキー」が流れると、三塁側の味方ベンチが大盛り上がりを見せた。ラテンのノリ。場内に響き渡った歌詞「ロッキー」が「ロウキ」に聞こえ、チームリーダーのロハスやムードメーカーのK・ヘルナンデスらが防球フェンスのパッドの部分を叩きながら満面笑みを見せた。

 佐々木は登場曲の変更について「最後は僕が決めたんですけど、いろんな人から猛ブッシュがあって。盛り上がるって言われたんで」と、選手や球団スタッフにすすめられたと説明。選曲を知っていたのは、一部の選手たちだけだったようで、右翼を守るテオスカー・ヘルナンデスは「僕は知らなかったからびっくりしたよ」と笑顔。「キケ(・ヘルナンデス)やミギー(・ロハス)が彼を心地よくさせようとしていたのだと思う。彼がもっと落ち着いて、自分のプレーを楽しめるようにするために。僕たちの仕事は、彼を集中させつつ、リラックスできる環境を作ることだからね」と話した。

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