大谷翔平、最優秀DH「エドガー・マルティネス賞」初受賞 MVPと同時は史上初 11冠

 米大リーグ機構(MLB)は29日(日本時間30日)、ア・リーグの最優秀指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が初めて選出された。歴史的な二刀流の活躍でア・リーグMVPを満票で獲得するなど、ここまで11冠。同賞とMVPの同時受賞は史上初の快挙だ。

 大谷は4年目の今季、投打同時出場20試合を含む158試合に出場し、打者ではメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁を記録。DHのみでは126試合で打率・258、43本塁打、91打点、25盗塁、OPS・981だった。

 打者としては選手間投票による「ア・リーグのアウトスタンディング・プレーヤー(最優秀野手)」、ア・リーグ指名打者部門の「シルバースラッガー賞」、日本のベストナインにあたる「オールMLBファーストチーム」に続いて4つ目のタイトルとなる。

 同賞は指名打者制を採用しているア・リーグ球団の選手を対象に1973年に設立。マリナーズの主砲として活躍し、19年に殿堂入りしたエドガー・マルティネスの功績をたたえて、04年に改称された。

▽大谷が獲得したタイトル

(1)「ア・リーグMVP」(2)(3)選手間投票による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」と「ア・リーグのアウトスタンディング・プレーヤー(最優秀野手)」

(4)「コミッショナー特別表彰」(米大リーグのマンフレッド・コミッショナーが投打の歴史的偉業を称賛)

(5)「ア・リーグ指名打者部門シルバースラッガー賞」

(6)~(9)「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(野球専門メディア「ベースボール・ダイジェスト」、「ベースボール・アメリカ」、スポーツ専門メディア「スポーティング・ニューズ」、AP通信、計4媒体)

(10)「オールMLBファーストチーム」

(11)「エドガー・マルティネス賞」

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