小林陵侑 連覇ならずもあっけらかん「まぁそういう日(笑)」と繰り返す 銅の二階堂蓮を祝福「やる雰囲気あった」

ジャンプを終え、ほほえむ小林陵侑=プレダッツォ・ジャンプ競技場(撮影・吉澤敬太)
飛躍する小林陵侑=プレダッツォ・ジャンプ競技場(撮影・吉澤敬太)
飛躍する小林陵侑=プレダッツォ・ジャンプ競技場(撮影・吉澤敬太)
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 「ミラノ・コルティナ五輪・ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒル」(9日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 22年北京五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(29)=チームROY=は連覇ならず。メダル獲得も逃し、8位に終わった。

 日本ジャンプ界初の五輪連覇を見据えるエースは1回目、100・5mで130・8点。右手を小さく握り、7位につけた。2回目は104メートルのビッグジャンプで右拳を突き上げたが、飛型点を伸ばせなかった。

 ただ、小林は「まぁそういう日。2本まとめられた僕としてはいい経験。まぁそういう日(笑)」とあっけらかん。後輩、二階堂蓮の銅メダルを祝福し、「今シーズンは乗ってる。今日もやる雰囲気あった。本当におめでとうですね」とうなずいた。自身のジャンプについては「今日は2本、合格点」と納得の内容だった。

 前回22年北京五輪では、日本男子では1998年長野大会の船木和喜以来となる24年ぶりの金メダルを獲得。ラージヒルでも銀メダルを獲得した。翌年の23年4月にはプロ転向を発表。自身の欧州でのニックネームを用いた新チーム「チームROY」を立ち上げ、独り立ちした。心機一転、第一人者として業界をけん引してきた。

 ノーマルヒルでは無念の結果に終わったが、まだ戦いは終わっていない。ラージヒル、団体戦に向けて「精度を高めてビッグジャンプを見せられたら。また2本、いいジャンプを見せられたら。足を引っ張らないように頑張ります」と笑った。

 ◆小林陵侑(こばやし・りょうゆう)1996年11月8日、岩手県八幡平市出身。小学1年からスキーを始めた。複合とジャンプに取り組んだが、15年に土屋ホームに入社し、ジャンプに専念。18年平昌五輪代表となり、22年北京五輪は個人で金1銀1。W杯では通算37勝で、18-19年と21-22年シーズンに個人総合優勝を達成。23年にプロに転向し、チームROYを設立。ジャンプ一家で兄・潤志郎は平昌&北京五輪に出場し、姉・諭果、弟・龍尚も選手。174センチ、59キロ。

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