スキー女子の近藤心音 2種目棄権で早期帰国へ 左膝前十字靭帯損傷などの大けが JOC発表 スロープスタイルに続きビッグエアも
日本オリンピック委員会は9日、フリースタイルスキー女子の近藤心音(22)=オリエンタルバイオーについて、左膝前十字靭帯損傷と内側側副靭帯損傷により、今後の競技に出場せず、イタリアから帰国すると発表した。
近藤は5日の現地での練習で負傷。7日の女子スロープスタイルを試合開始直前に棄権した。14日に予選が行われる女子ビッグエアにもエントリーしていた。
近藤は女子スロープスタイル予選を棄権後のインタビューで「本来ならば歩くことも不可能なはずだった」と状態を明かした。その上で「治療を受けてトレーニングも最後まで取り組むことができた。私としては北京と同じではない。すぐに事実を受け入れて次に取り組むことができた心の強さもそうですし、今、膝の内部で起こっていることを理解した上で、最後までこの場にいたいという気持ちが消えなかった。この場にいずに逃げることもできたと思うんですけど、ちゃんと皆さんにお伝えする場があるんだったら、最後まで自分の言葉で表に出るべきだと思った。すごく自分は強いなと思います」と涙を流しながらも気丈に話した。その際にビッグエアについても「今の膝の状態ではこれ以上無理はしてはいけない」と欠場の意向を明かしていた。
近藤は前回北京大会でも大会直前の負傷で2種目を棄権。今大会でも同じようなタイミングで負傷し、2大会連続で本番の舞台に立てなかった。
