筒香、5戦ぶり6号ソロ 敵地スコアボード直撃弾にどよめく 移籍後長打率・829

 1回、6号ソロを放つパイレーツ・筒香=シカゴ(USAトゥデー・ロイター=共同)
 1回、6号ソロを放ちチームメートに祝福されるパイレーツ・筒香=シカゴ(ゲッティ=共同)
 1回、6号ソロを放つパイレーツ・筒香=シカゴ(USAトゥデー・ロイター=共同)
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 「カブス7-6パイレーツ」(4日、シカゴ)

 パイレーツの筒香嘉智外野手(29)が「2番・右翼」で3戦ぶりにスタメン出場し、初回に5戦ぶり6号ソロを放った。チームは逆転サヨナラ負けで5連敗。

 筒香が快音を響かせたのは初回1死の打席だ。ここまで14勝を挙げているカブスのエース右腕ヘンドリクスがカウント1-1から投じた内寄り118キロカーブを完璧にとらえた。敵地ファンのどよめきの中、打球は右翼席の後方にそびえるスコアボードを直撃した。飛距離123メートル。8月29日のカージナルス戦以来、5戦ぶり6号でチームに先制点をもたらした。

 筒香は8月14日にドジャース傘下3Aオクラホマシティーから自由契約になり、16日にパイレーツへ移籍。今季所属したレイズとドジャースではいずれも打率1割台と精彩を欠いたが、新天地では18試合(代打8試合)で打率・268(41打数11安打)、6本塁打、12打点をマーク。45打席で10本の長打を放ち、長打率・829、OPS1・140と驚異的な数字を残している。

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