大谷 ルース偉業「2桁勝利、2桁本塁打」へあと2勝 レンジャーズ戦先発へ
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が3日(日本時間4日)のレンジャーズ戦で先発登板に臨む。8月28日に打席で右手首付近に投球を当てた影響で、打者出場は続けていたものの同31日の登板は回避。中8日と間隔が空き、回復ぶりに注目が集まる。
今季は8勝(1敗)を挙げ、打者ではメジャー単独トップの42本塁打を放っている。レッドソックス時代の1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業にあと2勝。残す登板は週1度で投げれば3日を含め5度。マドン監督は「登板間隔を空けるかもしれないが、登板数は変わらない」と語っている。
大谷は今季、3勝1敗、防御率4・25の敵地での登板に対し、本拠地では無傷の5勝、防御率1・92と好相性が際立つ。同地区で最下位に低迷するレンジャーズ戦は3度先発し、2勝0敗と得意にしている。
3日の登板後は上位チームとの対戦が多くなることが予想される。10勝を目指す上では、抜群の安定感を誇った負傷前の姿を取り戻せるかどうかも鍵となる。





