大谷 初ホームスチール 「42HR&22盗塁」は史上4人目の快挙

 「エンゼルス6-4ヤンキース」(8月31日、アナハイム)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が8月31日(日本時間9月1日)のヤンキース戦に「2番・指名打者」でフル出場し、メジャー自己初の本盗を決めた。2打数無安打2四球で打率を・262に落としたが、足技で敵軍バッテリーを圧倒し、2盗塁2得点。チームの3連勝に貢献した。

 捕手のタッチをかわし、滑り込みながら左手でホームベースを掃いた。3点リードの五回。今季11度目の申告敬遠で出塁後に三進した大谷が一走ゴセリンのディレイドスチールで捕手の二塁送球を見て一気に本塁突入。鮮やかな重盗で自身初のホームスチールを成功させた。

 2点を追う四回の打席では四球から二盗塁を決めてメジャー通算50盗塁到達。足で敵軍バッテリーを翻ろうし、ウォルシュの25号逆転3ランを呼び込んだ。

 前夜は同点の五回に勝ち越し42号を放った背番号17。この日は快音を響かせることはできなかったが、快足でチームの3連勝に貢献。本盗成功を打席のそばで見ていたウォルシュは「またショウヘイがすごいことをやってのけた夜になった」と興奮気味に話した。

 「42本塁打&22盗塁」はア・リーグではJ・カンセコ(88、91、98年)、K・グリフィーJr.(99年)、A・ロドリゲス(98、07年)に続いて史上4人目の偉業。大谷がメジャー史に名を残すレジェンドたちの仲間入りを果たした。

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