ロッテから海外FAの沢村、レッドソックスと最大3年8億円合意 米記者伝える

 ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)がレッドソックスと最大3年765万ドル(約8億円)の契約で合意した、と15日(日本時間16日)、米サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで伝えた。

 同記者によると、沢村は2年300万ドル(約3億1600万円)が保証されており、3年目は球団オプション。出来高などを含めると最大で8億円に達するという。

 レッドソックスは1901年創設の伝統球団でメジャー屈指の人気を誇る。近年では04、07、13、18年にワールドチャンピオンになっている。07年は松坂が先発、岡島がセットアッパーとして活躍。13年は抑えの上原と田沢がブルペン陣を支えてチームに貢献した。

 しかし、過去2年はプレーオフ進出を逃がし、昨季はア・リーグ東地区最下位。昨季のブルペン陣はア・リーグ15球団中14位の防御率5・79と苦しみ、今オフはヤンキースとのトレードでベテランのオッタビノを、エンゼルスからFAになったアンドリーズらを獲得している。

 チームには元広島のブレイシアがおり、元ヤクルトのカラシティーがマイナー契約でメジャーキャンプに参加する。

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