大谷、305日ぶり一発 7・24開幕へ乗ってきた!2安打2打点

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)は12日(日本時間13日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた変則ルールの紅白戦に「3番・指名打者」で出場し、今季実戦初本塁打となる1号2ランを含む3打数2安打2打点。12日後に迫ったメジャー3年目の開幕に向けて調子を上げてきた。

 南カリフォルニアの青空に白いアーチを架けた。「396(約121メートル)」と表示された中堅フェンスの左側を打球が越える。気温32度。大谷が気持ちよさそうにダイヤモンドを回った。

 打者としては4カ月ぶりに臨んだ実戦。五回2死一塁、24日の開幕戦に先発予定のヒーニーから、昨年9月11日のインディアンス戦以来、305日ぶりの一発を放った。

 3月のアリゾナキャンプ地では、オープン戦9試合で打率・105(19打数2安打5四死球、11三振)。結果を残せないまま、新型コロナウイルスの感染拡大でスプリングトレーニングは中断された。

 その反省から、自粛期間に「(右)足が着いた時にどういうふうにボールを待ってる姿勢でいられるかが大事」と考え、アリゾナで試した右足を上げるフォームを過去2年と同じノーステップ打法に戻した。三回の右前打と合わせて“今季初”のマルチ安打で手応えを感じた。

 試合前にはあす13日の紅白戦2度目の登板に向けて約80メートルの遠投などで調整した。右肘手術後初実戦となった7日のマウンドでは制球に苦しみ、四球連発。そこからの復調が期待される。開幕まで10日あまり。2年ぶりの二刀流開幕に向けて大谷が状態を上げていく。

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