大谷「早期終息を願っています」MLBスター共演動画に出演

 エンゼルスの大谷翔平選手(25)が、大リーグ機構制作の新型コロナウイルス感染拡大防止を訴える動画に出演。日本語で「早期終息を願っています」とメッセージを送った。

 50秒の動画には大谷のほか、サイ・ヤング賞投手のクレイトン・カーショー(ドジャース)やマックス・シャーザー(ナショナルズ)、さらには殿堂入り選手のカル・リプケン、ランディ・ジョンソン両氏らそうそうたるメンバーが出演。感染拡大防止を意味する「KeepFlattening the Curve(感染者グラフのカーブを緩やかにしていこう)」を合言葉に熱いメッセージを発した。

 依然としてメジャーの開幕が見えない中、大谷は本拠地エンゼルスタジアムで投球プログラムを継続している。球団広報部によると、同投手はオープン戦中止が発表される前日の3月11日以来、約1カ月ぶりにブルペンの投球練習を再開。13日(日本時間14日)と17日(同18日)はいずれも直球のみ15球を投げて調整したという。

 米国では感染者数が70万人に達し、死者数は3万7000人を超えた。一日も早い終息を願いながら、大谷が二刀流開幕に向けて万全を期す。

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