大谷翔平 開幕投手候補にMLB公式サイトが期待 格付け20位と発表
大リーグ公式サイトはこのほど、「最高の開幕投手は誰だ?全30球団格付け」と題し、今季の開幕投手を予想するとともにランキングを発表。2年ぶりに二刀流に挑戦する大谷翔平投手(25)はエンゼルスの開幕投手“最有力候補”に挙がり、20位だった。
昨季は右肘手術のリハビリのため、打者に専念した大谷が早くも開幕投手を予想された。同サイトは「彼が健康な時にどんなに素晴らしい投球ができるかを知っている」と大きな期待を寄せる一方で「しかし、エンゼルスがどこまで彼が投げることを切望し、本気で頼ることができるか?」と疑問符をつけた。
大谷はメジャー1年目の18年に先発で10試合に登板し、4勝2敗、防御率3・31。51回2/3を投げて63三振を奪った。昨季は1球も投げていないにもかかわらず、同サイトは25歳の右腕を20位に置き、メジャー通算190勝のカブス・レスター(22位)や昨季16勝のマリナーズ・ゴンザレス(26位)より高く評価した。
日本人先頭投手ではカブスのダルビッシュが「チームのベストピッチャーだが、おそらくレスターが開幕投手になるだろう」。前田が所属するドジャースはビューラー(8位)が、巨人からメジャー挑戦する山口のブルージェイズは柳(13位)が開幕のマウンドに立つと予想された。
開幕投手ランキング上位10人は以下のとおり。()は昨季の成績
1位 ゲリット・コール(ヤンキース)20勝5敗、防御率2・50
2位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)11勝8敗、防御率2・43(昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞)
3位 ジャスティス・バーランダー(アストロズ)21勝6敗、防御率2・58(昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞)
4位 マックス・シャーザー(ナショナルズ)11勝7敗、防御率2・92
5位 クリス・セール(レッドソックス)6勝11敗、防御率4・40
6位 ジャック・フラハティ(カージナルス)11勝8敗、防御率2・75
7位 チャーリー・モートン(レイズ)16勝6敗、防御率3・05
8位 ウォーカー・ビューラー(ドジャース)14勝4敗、防御率3・26
9位 マイク・マイナー(レンジャーズ)14勝10敗、防御率3・59
10位 ホセ・ベリオス(ツインズ)12勝9敗、防御率3・68