マリナーズ・ベッカム、禁止薬物陽性で80試合出場停止 7月月間打率・311

 米大リーグ機構は6日(日本時間7日)、マリナーズのティム・ベッカム内野手(29)を薬物規定違反により80試合の出場停止処分としたと発表した。同機構が禁じている運動能力向上効果薬スタノゾロールの陽性反応があったという。

 メジャー6年目のベッカムはここまで88試合に出場し、打率・237、出塁率・293、15本塁打、47打点。東京ドームで行われた3月20日の開幕戦でシーズン1号を放つなど、チームの中軸として4月は打率・282、6本塁打、19打点を残しながら5月以降は低迷し、6月は月間打率・138、OPS・452まで落ち込んでいた。しかし、7月に月間打率・311、同OPS・940をマークし、鮮やかなV字回復を見せていた。

 大リーグ機構の発表を受け、ベッカムは同選手会を通じて声明文を発表。「信頼できる者から安全だと言われて渡された」と説明する一方で「この結果には落胆しているが、規定を尊重し、自身自身に責任があることは理解している」。処分を受け入れる意思を示し、球団やファン、チームメート、家族に謝罪した。

 同内野手は13年にレイズでメジャーデビューし、オリオールズ、マリナーズでプレー。通算成績は472試合、打率・249、63本塁打、198打点。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス