イチロー、19年目メジャーの条件は「健康」と「結果」 大リーグ公式サイト伝える
大リーグ公式サイトは4日(日本時間5日)、「マリナーズはイチローが日本でプレーすることをコミットした」との見出しで、マリナーズの会長付特別補佐を務めるイチロー外野手(45)が、3月下旬に東京ドームで行われる開幕戦2試合に選手としてメンバー登録されると伝えた。
同サイトは日本開幕戦のベンチ登録が通常の25人から28人に拡張されると説明し、ディポトGMの「東京へ行くときにイチはこのチームにいるだろう」とのコメントを引用。昨季開幕前にけが人が続出したことからイチローの6年ぶり古巣復帰が決まった経緯に触れながら、同GMが「イチローは私が今まで見てきた中で最も準備し、試合に集中する選手」と、フィールド外の姿勢も高く評価していることを紹介した。
同サイトはイチローの開幕メジャーの条件として「健康な状態でキャンプを過ごす必要がある」と指摘。さらにベンチ登録メンバーが25人に戻る3月28日以降について同GMが笑みを浮かべて「率直に言えば、もし彼が東京で調子を上げて2試合で7安打すれば、3試合目にプレーするチャンスはかなり高くなる」と話したと伝え、『結果』も判断材料になることを示唆した。
記事中には、同GMが現時点の構想として「外野は右翼ハニガー、中堅スミス、左翼サンタナで、ベテランのブルースが左翼、指名打者、一塁を兼任」と明かす一方で、「まだ何も決まってはいない。我々は彼にプレーする機会、彼のやり方で準備する機会を与えるつもりです」とのコメントもあった。