日本ハム・木田コーチ、ドラ1吉田輝に“イチローボディー”形成を期待

 日本ハム・木田優夫投手チーフコーチ(50)が4日、ドラフト1位・吉田輝星投手(17)=金足農=に“イチローボディー”の形成を期待した。故障とは無縁の屈強な体づくりへ、ポイントは体の使い方や動きの質を高めること。それが、プロ野球選手として長く活躍するための秘訣(ひけつ)だ。

 「一番すごいのはイチロー。ケガをせずに長くやっている選手は、それが優れている」

 オリックス、そして米マリナーズと同じユニホームを着てプレーした記憶は今も残る。日米通算4367安打を誇る鉄人の源は、初動負荷理論など豊富なトレーニング知識と徹底した自己管理。飛躍を目指す右腕へ「自分の体に繊細になって、質の高い優れた体に仕上げてほしい」と要望する。

 1月上旬に千葉・鎌ケ谷の2軍施設で始まる新人合同自主トレには、時間が許す限り足を運ぶ予定。「GM補佐として4年間アマチュア投手を見てきたけど、高校生の中で一番のストレートを投げていた」。いつか、必ず大輪の花を咲かせる。

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