ドジャース、拙攻完敗で1勝2敗 得点圏11打数無安打

ブルワーズ戦をブルペンから見るドジャースの前田=ロサンゼルス(共同)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第3戦、ドジャース0ー4ブルワーズ」(15日、ロサンゼルス)

 前田健太投手(30)が所属するドジャースはブルワーズに完敗し、シリーズを1勝2敗とした。

 敵地ミルウォーキーでの2試合を1勝1敗とし、戦いの場を本拠地に移した第3戦。2年連続ワールドシリーズ出場に向け、地元ファンの前で勢いに乗りたいところだったが、好機をことごとくつぶした。

 1点を追う二回、先頭マチャドの左前打とプイグの左翼線二塁打で1死二、三塁と一打逆転のチャンスを迎えたが、グランダルが空振り三振。8番ヘルナンデスが敬遠四球で2死満塁としたが、投手ビューラーが空振り三振に倒れた。

 依然として0-1の五回には先頭グランダルが二塁打で攻撃の口火を切ったかに見えたが、後続は走者を三塁にさえ進めることができない拙攻。2点差となった六回には敵失で1死二塁のチャンスをもらいながら4番マチャド、5番ベリンジャーがそろって凡退。九回1死満塁の絶好機にはグランダル、代打ドジャーが連続三振で万事休した。

 この日のドジャース打線は得点圏で11打数無安打だった。

 ドジャース先発、24歳のビューラーは五回まで2安打1失点、8三振の力投。ロバーツ監督は1点を追う五回裏の攻撃で1死二塁の好機にビューラーを打席に送り、無得点。続投した六回と七回に追加点を奪われ、采配が裏目に出る格好となった。

 一方のブルワーズは一回1死一塁からブラウンの適時二塁打で先制。六回2死からショーが三塁打で出塁し、ビューラーの暴投で2点目。七回1死二塁の場面で8番アルシアの右越え本塁打で2点を加え、少ない得点機を確実にものにした。

 シリーズ(7回戦制)第4戦は16日(日本時間17日)、ドジャースタジアムで行われる。

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