大谷、復帰登板は三回途中2失点で降板 最速159・8キロも一発浴びる

 「アストロズ-エンゼルス」(2日、ヒューストン)

 右肘の故障で6月6日のロイヤルズ戦以来の約3カ月ぶりとなる投手として復帰したエンゼルスの大谷翔平投手(24)は、三回途中に降板。2回1/3、49球、打者11人に対して2安打2四球、2三振2失点、最速は159・8キロだった。

 二回まで無失点で切り抜けた大谷は三回、先頭のケンプに四球を与え、続くスプリンガーにカウント1-2からのスライダーを左翼席に運ばれた。続くアルトゥーベを二ゴロに仕留めたところで交代を告げられた。

 初回に先頭のスプリンガーに右前打を許し、2死一、二塁のピンチを招いたが、5番のコレアをスライダーで見逃しの三振に仕留めた。二回には先頭のゴンザレスの打球に反応、右手を出して打球を当てるアクシデントもあったが、三者凡退で無失点だった。

 初回のホワイトへの2球目に最速159・8キロを記録したが、三回は直球の球速が落ち、変化球も抜ける球があった。49球中ストライクは30球だった。

 大谷はここまで9試合に先発し、4勝1敗、防御率3・10。アストロズとは4月24日に同じ敵地で対戦し、5回1/3を投げて6安打4失点で勝敗はつかなかった。98球を投げて7奪三振、5四球。2度の163キロを含めて160キロ以上を8度マークした。

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