イチロー、10戦ぶり先発で3安打! 通算2994安打で偉業まで6本

 カージナルス戦の1回、中前打を放つマーリンズのイチロー=セントルイス
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 「カージナルス3-6マーリンズ」(17日、セントルイス)

 マーリンズのイチロー外野手(42)がカージナルス戦に「1番・中堅」で出場し、4打数3安打1四球、1得点、1盗塁。6月13日以来、今季5度目の猛打賞で打率を・347とした。メジャー通算安打数は2994本で史上30人目の偉業まで6本に迫った。

 2日のブレーブス戦以来、10試合ぶりに先発したイチローの初回の打席は中前打。右腕ワカに対し、カウント3-1から外角低め、146キロ速球を二遊間へ弾き返した。

 二回1死無走者の三回は遊ゴロ。フルカウントからの9球目、外角高めの148キロ速球を転がし、快足を飛ばした。いったんはセーフとなったが、敵軍がチャレンジ権を行使し、ビデオ判定の結果、アウトとなった。

 同点の五回は先頭でストレートの四球。後続の連打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 1点リードの六回は2死一塁の場面で左翼線二塁打。中継ぎ右腕のボウマンに対し、カウント1-2と追い込まれながら内寄り低め、142キロのカットボールを左翼線ぎりぎりに落とす技あり打だった。

 5-3の八回1死二塁の打席は中継ぎ左腕のシーグリストから遊撃内野安打。フルカウントからの6球目、外角低めの151キロ速球を遊撃手の左へ打ち込み、一塁を駆け抜けた。プラドの死球で二塁に進むと、2死からプラドとの重盗を成功させ、今季8盗塁目となる三盗を記録した。

 試合はマーリンズの主砲スタントンが同点の七回に適時二塁打を放って勝ち越しに成功。その後も加点して相手を突き放した。

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