マギーら証言 日本球界は不公平

 米スポーツ専門サイト、FOXスポーツは10日(日本時間11日)、日本プロ野球(NPB)でプレーする外国人選手の特集記事を掲載。サンフランシスコ・ジャイアンツに所属する元阪神のライアン・ボーグルソン投手や元楽天のケーシー・マギー内野手らの証言やデータを用いて外国人選手が不公平な扱いを受けていることを示唆した。

 「日本のプロ野球はアンフェアか?」の見出しがついた同記事は、冒頭でボーグルソンの「僕はいつも小さなストライクゾーンで投げていた。それがそこでの不文律なんだ、外国人(投手)のストライクゾーンは小さくなるってね」とのコメントを紹介。マギーも相手投手との組み合わせの重要性を説き、「ベストのシナリオはガイジンが投げて、ガイジンが打つときだったよ」と自ら“ガイジン”との言葉を使って不公平な状況下でプレーしていたことをほのめかした。

 データでは、外国人選手が日本人選手よりも三振率が高いことや、複数地域でプレーした外国人選手はNPBでの三振率が他の地域のそれよりも高いことを指摘。その一方で「日本に渡る選手の中には力が衰えつつあるスラッガーが多くいる」、「NPBでは国籍に基づく偏見があるのかはまだ分からない」などとの表現もあった。

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