イチ審判に「うまいにもほどがある」

 「マーリンズ3-5ブレーブス」(16日、マイアミ)

 思わず、天を仰ぎ、顔をしかめた。3点を追う八回1死一塁。反撃に転ずるべく、打席に立ったマーリンズ・イチローを待っていたのは理不尽な判定だった。自信をもって見送った高め速球をストライクと取られて見逃し三振に倒れた。1打席に懸ける強い気持ち。その目は怒りに満ちていた。

 正左翼手・イエリチの休養のために5戦ぶりの先発出場。厳しい戦いになることを予感したのは2死満塁で迎えた初回の打席だ。見送った内角高め速球をストライクと判定された。「審判が上手すぎる。ああされるとどうしようもない。うまいにもほどがある」。半ばあきれ顔で言った。

 逆風の中、三回には足で内野安打を記録した。メジャー2871安打。歴代42位のベーブ・ルースの記録まであと2とした。

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