イチロー、2カ月ぶり1番で3戦連続H

試合前のフィールドで準備するイチロー=マイアミ(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ8-1レッズ」(12日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「1番・右翼」で出場し、4打数1安打1得点、1盗塁。3戦連続安打で打率を・253とした。

 前日の試合で左手を負傷したゴードンに代わり、5月3日以来となる1番で起用されたイチロー。過去の対戦成績5打数無安打の右腕、クエトに対し、1点を追う初回の打席は空振り三振。三回1死一塁の場面では二ゴロ併殺。初球、150キロの内角高め直球を打って出たが、打球は二塁ベース寄りにシフトしていた二塁手の正面だった。五回1死走者なしの打席は二ゴロだった。

 快音を響かせたのは、4点リードの七回だ。無死二塁の好機に3番手右腕のマシューズから左前打。1ボール2ストライクからの4球目、150キロの外角直球をライナーで弾き返して一、三塁の形にすると、次打者の初球に今季7盗塁目となる二盗を記録した。2死からエチャバリアの放ったゴロ打球を処理した遊撃手が本塁悪送球にすると、ガラ空きのホームを駆け抜けた。

 マーリンズは1点を追う四回にマギーの2戦連続の2点適時打で逆転に成功し、2連勝。チームは38勝51敗、ナ・リーグ東地区4位で前半戦を折り返した。

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