マー君4敗目…自己最悪10安打5失点

 「インディアンス5‐3ヤンキース」(8日、クリーブランド)

 ヤンキースの田中将大投手(25)はインディアンス戦に先発して6回2/3を投げ、メジャー自己ワーストの10安打、5失点で4敗目を喫した。

 ベンチから飛び出したジラルディ監督の到着を待たず、自らマウンドを降りた。メジャー18戦目で自己最悪の10安打&5失点。4敗目を喫した田中将は「抑えられなくて悔しいですね」と険しい表情で言った。

 六回までの失点は全て先頭打者の安打から。痛恨の1球は六回無死一塁の場面。打率・196のスウィシャーに、右中間席最前列へ運ばれる逆転弾を打たれた。「全部甘い球を打たれてる。真ん中に集まってしまった」。強い風にも悩まされ、制球を乱した。

 続投した七回は2死からソロと中前打。自己ワーストを更新したが「球の走りは前回よりよかった。全てが全て悪いわけではない」と悲観的になることはなかった。

 初めて経験した2試合連続の中4日のマウンド。移籍後初めて感じる苦しみに「それが今かなと思います。このままズルズル行くのはよくない。いい流れにもってこられるようにしないといけない」。無敵を誇った右腕が大きな壁に挑んでいる。

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