“ラスト出陣”関西あっけなく完敗

 「全国高校野球・2回戦、富山商3-1関西」(17日、甲子園)

 1回戦で完封勝利の富山商(富山)の森田駿哉投手(3年)は、49校の最後に登場の関西(岡山)にも1失点完投勝利を飾った。

 49代表最後の出陣となった関西の夏はあっけなく幕を閉じた。

 140キロ超の直球と鋭い変化球を持つ富山商の好左腕・森田の前に4安打1得点。江浦滋泰監督(45)が「捨てろ」と指示した低めのスライダーを振らされ、計11三振を喫した。4番・小郷裕哉内野手(3年)は「予想以上にスライダーが切れていた。見極められなかった」と真っ赤な目で振り返った。

 台風で2日間の順延もあり、5日の関西入りから長いホテル生活が続いた。気分転換のため、15日に吉本新喜劇を見に行くなど心身両面の調整に心を砕いたが…。先発で5回1失点の逢沢崚介主将(3年)は「自分たちの戦い方ができなかった」と悔やんだ。

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