関西「ダル記念館」でリフレッシュ!

 「全国高校野球」(11日開幕、甲子園)

 台風接近による順延2日目の10日、出場各校は各地の室内練習場や宿舎で調整を行った。49校中最後の大会第7日第3試合に登場する関西(岡山)は、大阪府内で約2時間半の練習。11日午後には神戸市内のダルビッシュ記念館を訪れ、気分転換を図ることになった。

 “待ちぼうけ”の関西ナインにはリフレッシュが必要だ。

 初戦は49校中最後の第7日第3試合。まだ対戦相手も決まっていない。しかも台風による順延で当初15日の予定だった初戦が17日に。5日の大阪入りから試合まで12日間。慣れないホテル生活が続き、逢沢峻介主将(3年)は「早く試合がしたい」とこぼす。

 そんなナインの精神面を考慮し江浦滋泰監督(45)が粋なプランを用意した。11日の開会式後、神戸市にある「スペース11ダルビッシュミュージアム」(通称・ダルビッシュ記念館)を訪れることにした。

 同校OBで元日本ハムのダース・ローマシュ匡さんが館長を務めており、同投手の所蔵品約100点が展示されている。「気分転換になれば」と江浦監督。周辺の観光地・異人館街も散策する計画で、逢沢主将は「楽しみ」と目を輝かせた。

 この日は大体大グラウンド室内練習場で約2時間半、打撃を中心に調整した。対戦相手は第1日に行われる1回戦3試合の勝利校の抽選で決まる。気分一新、関西ナインが臨戦モードに入る。

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