安田学園、阿部先輩に負けぬ快進撃誓う
「センバツ組み合わせ抽選会」(15日、オーバルホール)
第85回選抜高校野球大会(22日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われ、春夏通じて初の甲子園となる安田学園は、盛岡大付と対戦。主将の渋谷大輔内野手は(3年)は、WBCで3連覇を目指すOBの阿部慎之助捕手(巨人)に負けない快進撃を誓った。また、史上初の3季連続制覇を狙う大阪桐蔭は、遠軽‐いわき海星の勝者と対戦。開会式の選手宣誓は鳴門の河野祐斗主将が務める。
聖地での戦いは、最高のタイミングでやってきた。世界一を目指す偉大な先輩の姿は、何よりの刺激となる。渋谷は「秋は自分たちが優勝して、巨人が日本一になった。今回はWBCで優勝してもらって、自分たちも何とかいいところまでいきたい」と目を輝かせた。
活躍は、テレビ観戦でしっかり目に焼き付けている。「ここぞという時に打てばいいということを示してくれた。(主将、捕手、4番の)1人3役をこなして結果を出すのは並大抵の人ではできない。主将として自分も見習っていきたい」と誓った。
阿部からの差し入れもあった。部員全員分のアンダーシャツは16日に届く予定。さらには、打撃マシン1台とボールが贈られるという連絡が14日に入った。さすがにマシンを活用できるのは先になりそうだが、アンダーシャツは大会で着用の見込み。文字通り“阿部魂”を胸にプレーする。
森泉弘監督(57)は「存在自体がありがたい。向こうが頑張ってくれると励みになる」と阿部効果を口にする。エース・大金を中心とした堅守と小技の“スモールベースボール”は、侍ジャパンと同じスタイルでもある。
下馬評は高くない。練習試合も1勝5敗だ。しかし、渋谷主将は「九回まである中で崩せればいい。終わったら1点勝っているのが理想」と話した。東京を制した試合巧者ぶりを全国でも発揮して、先輩に続いてみせる。
