“主役”の大阪桐蔭はV3へ大トリ登場

 「センバツ組み合わせ抽選会」(15日、オーバルホール)

 第85回選抜高校野球大会(22日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区のオーバルホールで行われ、史上初の3季連続制覇を狙う大阪桐蔭は、第7日の2回戦でともに21世紀枠の遠軽‐いわき海星の勝者と対戦する。同枠での出場校が対戦するのは初めてとなった。開会式の選手宣誓は鳴門(徳島)の河野祐斗主将が務める。

 メーンイベントは最後のお楽しみだ。甲子園3季連続優勝を目指す大阪桐蔭の試合は出場36校中“しんがり”の第7日第1試合に決まった。相手は、ともに21世紀枠の遠軽‐いわき海星の勝者。プロ注目捕手の森友哉主将(3年)は「主役は最後に登場ですか」との質問に「その通りです」と余裕の笑みをもらした。

 昨年の初戦は第1日第3試合だったが、今年は逆に遅い。春夏通算12度目の甲子園で、初戦が出場校中最後になるのは初。「試合まで時間があり(雰囲気が)間延びするかもしれないが、しっかり準備しておきたい」と表情を引き締めた。

 「どこが相手でも自分たちの野球をするだけ。プレッシャーより楽しみな部分が大きい」。昨年春夏はエース藤浪(現阪神)を支え、連覇に貢献した森。追われる立場である分、マークも厳しくなる。そこは「真価が問われる。それでも打てれば自信も付くと思う」とはね返すつもりだ。

 西谷浩一監督(43)は「(右足小指骨折で出遅れたエース)葛川のことを考えれば、1日も多く調整したかった」と胸をなで下ろした。4番・近田も8日の練習試合で右手首に死球を受け打撲。13日まで打撃練習を控えていた。初戦が遅いほど調整時間が稼げる。「相手も決まっておらず、まさに敵は我にありです」。登場まで2週間、王者は静かにツメを研ぐ。

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