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ケイバ熱盛ブログ「野田重擊、再び」(3月30日)

 こんにちは。栗東・松浦です。今週は28日(日)の晩にトレセン入りして早速、仕事に励んでおります。月曜早朝は、高松宮記念で悲願のJRA・G1初制覇を果たしたダノンスマッシュの一夜明け取材へ。担当の岩本助手と目が合うなり、“腕タッチ”で喜びを分かち合いました。

 私はモニター観戦でしたが、あの日のスマッシュは決してパドック派ではない私でもひと目で分かるほど、素晴らしい仕上がりでした。ほかの馬がやや太く映るほど、無駄肉が一切ない、研ぎ澄まされた馬体にほれぼれ。白状すれば印は▲でしたが、予想以上の降雨→外差しが決まり始めたことでチャンス十分と見ていました。

 レースを振り返り、岩本助手は「スタートが決まりましたし、その後もユウガがうまく乗ってくれました」と鞍上に感謝。重馬場のタフな戦いだったが「いつも通り、ケロッとしています。今回は特にそう。馬がしっかりしてきたのでしょうね」と本格化した愛馬の姿に目を細めていました。

 岩本助手と言えば、父ロードカナロアも担当していたことで知られますが、息子のスマッシュに関しては以前から「全然、似ていません」ときっぱりと言い切ります。もっとも父似なのは僚馬ミッキーワイルド(6歳オープン)で「そっくり。脚の長さが違うだけ(笑)」とのこと。スマッシュは母系も面白く「お母さんは栗毛なのに、子どもは一頭も栗毛がいないんです。不思議ですよね」と“血統の妙”を聞かせてくれました。

 次戦は、既に招待を受諾しているチェアマンズスプリントプライズ・G1(4月25日・香港シャティン、芝1200メートル)へ。昨年の香港スプリントを制したあとに、安田隆師が「香港の馬はほとんど去勢しているので“父子制覇”というのは珍しいそうです」と話していたのを思い出したのですが、岩本助手も「そういうのもあってか、カナロアは香港の“好きな馬ランキング”でも上位にいるそうですよ」と教えてくれました。

 目指すは、2つ目の香港スプリントG1奪取。今の充実ぶりなら快挙達成も夢ではないでしょう。「今になってようやく気持ちと体がかみ合ってきました。いい意味でオンとオフの使い分けができるようになってきたし、そういう面ではお父さんに似てきましたね。前回が“たまたまじゃないぞ!”ってところを見せたいです」と仕上げ人。本格化した今、再び世界の競馬ファンを熱狂させてほしい。その瞬間を今から心待ちにしています。

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