ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録⑥」(12月14日)

 どうも、面白くない記者の小林です。阪神JFはソダシが白毛で初となるG1初制覇を達成し、2着はサトノレイナス、3着はユーバーレーベンで決まりました。面白くない予想は▲◎△という結果。一応は的中しました。恐縮です。

 的中馬券は馬連の690円。面白くないですよね。予想する直前まではサトノレイナスとソダシの一騎打ちだと思い、サトノレイナスの将来性と切れ、ソダシの完成度とレースセンスのどちらを上位にとるかで悩んでいた。総合的に考えて◎はサトノレイナスに決まった。こうなると○はすんなりソダシになるはずだが、相手を吟味しているうちにオパールムーンが浮上。ここでスケベ心が発動し、的中したときの配当を妄想してオパールムーンを○に。ソダシは▲となった。低配当の馬連的中でも本線なら気分も良かったけど…。なんとも複雑な心境です。

 今年のV時計は1分33秒1。レコードタイムを記録した昨年の1分32秒7とは0秒4差と優秀なものだった。ソダシを◎にしなかった理由は馬場。アルテミスSでラスト3F33秒9を記録して勝ったものの、高速決着、瞬発力勝負になると分が悪いと思っていた。阪神の馬場は開幕直後ほどではなかったものの、速い時計は出ていた。そこで評価を落とした。

 実際のところソダシは直線に入って追いだしたものの、なかなかエンジンがかからず、いったんはサトノレイナスに交わされた。最後は勝負根性を出して差し返したが、そのあたりが今後の課題になりそうだ。

 サトノレイナスは2着に敗れたものの、悪い内容ではなかったと思っている。直線では馬群の中の厳しいところに入ってしまい、万事休すかと思われたが、内からスッと抜け出してきた。ソダシと違ってディープインパクト産駒らしい俊敏性を発揮した上に、狭いところからも伸びてきた。この経験は今後に生きるはず。この一戦だけでは1着、2着馬の優劣はつけられない。

 今回の阪神JFは純粋なレースだけではなく、1番人気の結果も気になっていた。スプリンターズSから始まった秋のG1はジャパンCまで1番人気が7連勝していた。チャンピオンズCでその流れは断ち切れたが、今回はどうなるか。結果は1番人気の流れに戻りました。バカラでよくある展開です。勝負事は流れも大事ですからね。今年のG1も残すところあとわずか。今後はどんな流れになるのだろうと思った今年の阪神JFでした。

 〈おまけ〉白毛のソダシが勝ったけど、今回のレース結果で力関係が白黒ハッキリ決まったとは思っていない。

 【阪神JF】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)

 〈馬連〉

7-12・6 各2000円

7-5・11・16・18 各1500円

購入額 1万円

払戻金 1万3800円

【G1回顧録トータル収支】

プラス9200円

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