度重なる落馬負傷から復活、誰からも愛された男…後藤浩輝は突然ターフから姿を消した

明るいキャラクターで競馬ファンや関係者から愛され、度重なる落馬事故からも復帰を果たした名騎手・後藤浩輝。その男はある日突然、ターフから姿を消しました。誰もが悲しみに暮れた、あの出来事を振り返ります。

公開日:2017.8.27

 4月27日のレース中に落馬し、首を骨折し、入院中の後藤浩輝騎手=美浦・フリー=が10日にフジテレビ系で放送された「ジャンクSPORTS2014」にVTRで出演。「リハビリを重ね、G1を目指したい」と秋の復帰に向けて意欲を語った。

落馬負傷の後藤が病室からVTR出演

 無精ひげを生やした後藤騎手は、首にコルセットを巻いた痛々しい姿で「ジャンクSPORTSをごらんの皆様、この収録の後、再び落馬して首を骨折してしまいました」と報告。
 「これから秋の復帰に向けて、リハビリを重ねていきたいと思います。そして、復帰した際には、春には獲れなかったG1をめざし、ジャンクSPORTSでまたオイシイ話ができるようにエピソードをいっぱい持って行きますんで、よろしくお願いします」と笑顔を浮かべていた。

落馬負傷の後藤が病室からVTR出演

2度の落馬事故の原因を作った岩田、G1勝利にも笑顔なし

後藤の2度の落馬事故、原因を作ったのはどちらもトップジョッキーの一人である岩田でした。この1カ月後にオークス・G1を勝利しますが、その顔に笑顔はありませんでした。

2014年5月26日デイリースポーツ紙面

 「オークス・G1」(25日、東京)
 2番人気ヌーヴォレコルトが断然の1番人気ハープスターの猛追を封じて樫の女王に輝いた。騎乗した岩田は、史上7人目となる5大クラシック完全制覇を成し遂げた。首差2着にハープスター、3着には3番人気バウンスシャッセが入った。

【オークス】ヌーヴォ抜け出し逆転女王
プレゼンターの竹野内豊(左)と記念撮影する岩田=2014年5月25日

 この日の3Rでは地方競馬出身者としてのJRA通算勝利記録(安藤勝己元騎手=1111勝)を塗り替えた。メモリアルな一日となったが、笑顔はなかった。「たまたま、そういう馬に巡り合えて勝たせてもらっただけ」と口を結ぶ。

【オークス】ヌーヴォ抜け出し逆転女王

 手放しで喜べないのには理由がある。4月27日、同じ府中の直線で他馬の走行を妨害。被害馬に騎乗していた後藤は落馬負傷した。「自分がふがいない。後藤さんが一日も早く復帰してくれることを祈っています」とこうべを垂れた。

【オークス】ヌーヴォ抜け出し逆転女王

“不死鳥”後藤、ファンの声援を胸に「もう一度」

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