度重なる落馬負傷から復活、誰からも愛された男…後藤浩輝は突然ターフから姿を消した
明るいキャラクターで競馬ファンや関係者から愛され、度重なる落馬事故からも復帰を果たした名騎手・後藤浩輝。その男はある日突然、ターフから姿を消しました。誰もが悲しみに暮れた、あの出来事を振り返ります。
公開日:2017.8.27
落馬事故から約5カ月。後藤は復帰へ向けて第一歩を踏み出します。

落馬負傷で戦列を離脱している後藤浩輝騎手(40)=美浦・フリー=が8日、美浦トレセンの乗馬苑で乗馬用の馬に騎乗。復帰への第一歩を踏み出した。
落馬負傷した後藤が復帰へ騎乗再開
約4カ月間リハビリを続けてきた栃木県の塩原温泉病院を3日に退院。この日、報道陣の前に元気な姿を見せた。「最初はムチを振るどころか、ペットボトルの飲み物さえ持てなかった。“引退”は常に目の前にあったけど、ファンの応援があったからこそ、もう一度(騎手を)やろうと思った」と心境を明かした。
落馬負傷した後藤が復帰へ騎乗再開
復帰については「いつとは明言できないが、近いことは感じ取ってほしい」と前を見つめた。
落馬負傷した後藤が復帰へ騎乗再開

4月27日の東京10Rで落馬し、第5、6頸椎棘突起(けいついきょくとっき)骨折のため戦列を離れていた後藤浩輝騎手(40)=美浦・フリー=が21日、美浦トレセンでの調教騎乗を開始した。
落馬から復帰の後藤、調教騎乗を開始
「(4F)68秒くらいかなと思って乗った。1秒違ったら引退しようと思っていたけど、68秒3でしたね」とユニークな“後藤節”で喜びを伝えた。
落馬から復帰の後藤、調教騎乗を開始
“引退”も頭にあった…担当記者が壮絶な姿を明かす
度重なる落馬負傷により、心は折れかかった。頭を支配したのは“引退”の二文字。「引退は常に目の前にあった。復帰なんてものは見えなかった。ムチを握れないのは致命的だからね」と当時の心境を振り返る。
後藤騎手再々復帰へ「あと1回でも」
