度重なる落馬負傷から復活、誰からも愛された男…後藤浩輝は突然ターフから姿を消した
明るいキャラクターで競馬ファンや関係者から愛され、度重なる落馬事故からも復帰を果たした名騎手・後藤浩輝。その男はある日突然、ターフから姿を消しました。誰もが悲しみに暮れた、あの出来事を振り返ります。
公開日:2017.8.27
2度の落馬負傷から5日に復帰した後藤浩輝騎手(39)=美浦・フリー=が、6日の東京7Rで昨年9月16日以来、385日ぶりの勝利を挙げた。ファンから温かい拍手を浴びた後藤は「この瞬間、このために頑張って良かった。全て吹き飛んだ」と笑顔。駆けつけた麻利絵夫人(34)、生後6カ月のまな娘・珠々ちゃんと3人で抱き合って喜んだ。来週は南部杯(14日・盛岡)でエスポワールシチー(牡8歳、栗東)に騎乗する予定。
落馬から復活!後藤385日ぶり勝った
見事に復帰を果たした後藤、それを自ら祝うような勝利を挙げます。

「南部杯・交流G1」(14日、盛岡)
【南部杯】後藤エスポ逃げて連覇!
JRAから参戦の2番人気エスポワールシチーが鮮やかに逃げ切り、2着ホッコータルマエに1馬身半差をつけ1分35秒1のタイムで優勝。昨年に続く連覇で、ブルーコンコルドに並ぶ最多タイの3勝目を挙げ、G1勝ちが8勝に伸びた。鞍上の後藤浩輝(39)=美浦=は、5日の東京開催で約1年1カ月ぶりに復帰したばかりで、うれしい勝利となった。
「病室でもファンの人の応援は届きました。レースでは歓声を肌で感じ、もっと直線が長いといいのにと思いました」。レースを振り返った表情は、実に晴れ晴れとしていた。苦難を乗り越え、止まっていた時間が今、静かに動き始めた。
【南部杯】後藤エスポ逃げて連覇!
長期の休養を経て完全復活。後藤の姿はファンや関係者の感動を呼び、この年の東京競馬記者クラブ賞・特別賞を受賞しています。
2014年4月27日、なぜまた…再びの落馬事故で頸椎骨折

27日の東京10R(ジャングルハヤテ)で落馬し、フローラSのマジックタイムがレース直前で乗り代わりとなった後藤浩輝騎手(40)=美浦・フリー=は東京都府中市内の病院へ搬送され、精密検査の結果、第5、6頚椎棘突起(きょくとっき)骨折と診断された。同騎手は12年5月と9月の落馬で頸椎を骨折し、昨年10月に復帰したばかりだった。
後藤が落馬骨折、岩田は騎乗停止処分
それでも後藤はめげません。直後のテレビ番組にVTRで出演。
