関東地区の新星・吉田有が２回目のＧ１に挑む。６月のＧ１・高松宮記念杯（岸和田）では１次予選こそクリアしたが、２次予選で無念の敗退。「今回は地元地区のＧ１。しかもオールスターということで緊張しますが、できるだけ上まで勝ち上がりたいですね」とやる気をみなぎらせる。

　臨戦態勢は整っている。前場所のＧ２・サマーナイトフェスティバル（玉野）終了後は濃密な練習メニューを消化してきた。「トップスピードを高められるように練習をしてきました。感覚は良くなっています」と好感触をつかんでいる。１次予選第１走は関東ラインの先頭で自力を発揮する。「仕掛けどころを逃さないように」と力を込めた。⑨＝②流し。