【競輪】地元地区のG1で意地を見せたい関東勢

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 ビッグレースに胸が高鳴る。9日から西武園競輪でG1・オールスターが始まる。

 今年、ここまで特別競輪5大会が行われた。2月のG1・全日本選抜(取手)の決勝は古性優作(大阪)が直線で鋭く抜け出して優勝。3月のG2・ウィナーズカップ(宇都宮)の決勝は清水裕友(山口)が、番手まくりを放った松浦悠士(広島)の後位から抜け出して大会連覇を果たした。

 5月のG1・日本選手権(平)の決勝は脇本雄太(福井)が、豪快にまくり上げて優勝。続く6月のG1・高松宮記念杯(岸和田)の決勝は古性が、単騎まくりを放って地元V。全日本選抜に続いて今年2つ目のG1タイトルを獲得した。

 後半戦、最初のビッグレースとなった7月のG2・サマーナイトフェスティバル(玉野)の決勝は、松浦が先行した犬伏湧也(徳島)を目標に抜け出して大会連覇を飾った。

 特別競輪5大会で複数勝利をマークしているのは古性ただ一人。優勝者分布でいえば、G1の3大会はいずれも近畿地区で、G2の2大会が中国地区。上記2地区の活躍が目を引く。

 今回、戦いの舞台となるのは西武園競輪。関東の選手は地元エリアでのビッグレースだけに、集中力を高めているに違いない。“総大将”の平原康多(埼玉)をはじめとした面々が、他地区の強豪相手にどんな走りを見せるのか興趣が尽きない。(競輪、地方競馬担当・堀江浩二)

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