【競輪】函館で坂本貴史がG3初優勝!番手死守して直線踏み勝った

 「函館ミリオンナイトカップ・G3」(7日、函館)

 最終日12Rで争われた決勝は、坂本貴史(33)=青森・94期・S1=が嵯峨昇喜郎(青森)の番手を死守して直線一気の差し脚。G3初優勝を飾り、賞金383万円を獲得した。2着には佐藤友和(岩手)、3着には新山将史(青森)が入った。また、11Rで行われたガールズケイリン決勝は、山口伊吹(22)=長崎・116期・L1=が太田美穂(三重)の仕掛けに乗って抜け出し、今年4回目の優勝を手にした。

 デビュー15年目の坂本貴がうれしいG3初V。1984年ロサンゼルス五輪スプリント銅メダル、グランプリ優勝1回、G1優勝2回の坂本勉(57期・引退)を父に持つ“競輪サラブレッド”が、ようやくタイトルを手にした。

 5車で並んだ北日本ラインの番手を回ったが、同期松川に追い上げられる苦しい展開。それでも競りをしのいで勝利をつかんだ。「選手紹介後に嵯峨君が『突っ張ります』と言ってくれたし、絶対番手は守ろうと思った。最後は嵯峨の頑張りを無駄にしてはいけないので踏ませてもらった」と北日本の結束力に感謝しきり。

 もちろん、この勝利を糧にしたい。「今回のG3優勝はラインに助けてもらったから。もっと強くなって北日本のラインの力になれるように頑張っていきたい」と宣言した。

 この優勝でG1・競輪祭(11月22~27日・小倉)の出場権をゲット。G3優勝をステップに、偉大な父に並ぶG1優勝を目指して奮闘する。

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