【向日町G3】西田優大が初の9車立てに挑む 「力を出し切るだけ」
「平安賞・G3」(5日開幕、向日町)
初々しくも侮れないポテンシャルを持つ西田優大(26)=広島・123期・S2。8月の京王閣F2で3場所連続完全優勝を達成し、特別昇級でS級へ昇進。売り出し中の若手が記念初参戦となる。
昇級初戦の小松島F1では予選を2着でクリアしたが、準決勝で6着。(最終日は台風の影響により中止)。「できることをやろうと挑んだけど、レベルが高かった」と本人は壁を感じたようだが、2走とも積極的に仕掛けた点は評価できるポイント。今回は初めての9車立てで「不安はある」と話しながらも「直前の練習は調子良く感じた」と状態面に不安はない。
強敵だらけとなるG3シリーズ初戦。初日は6Rに登場してG1タイトルホルダーの岩津裕介(岡山)が番手を固める構成。「今回も力を出し切るだけ」と出し惜しみすることなく、勝ち上がりを目指す。