「有力馬次走報」（１１日）

　◆阪神牝馬Ｓ４着のアドマイヤリード（牝５歳、栗東・須貝）は、招待が届いているチャンピオンズマイル・香港Ｇ１を辞退し、ヴィクトリアマイル（５月１３日・東京、芝１６００メートル）で連覇を目指す。鞍上はＭ・デムーロ。大阪杯４着のヤマカツエース（牡６歳、栗東・池添兼）は、右前脚の球節の骨膜炎で、招待されていたクイーンエリザベス２世Ｃ・香港Ｇ１を辞退。「使いたいのはやまやまだったが、無理もさせたくなかったからね」と池添兼師。札幌記念（８月１９日・札幌、芝２０００メートル）での復帰を目指す。

　◆阪神牝馬Ｓ３着のリスグラシュー（牝４歳、栗東・矢作）は、引き続き武豊とのコンビでヴィクトリアマイルへ。９着ラビットラン（牝４歳、栗東・角居）も、引き続き川田とのコンビで同レースへ向かう。中山記念２着後、放牧休養していたアエロリット（牝４歳、美浦・菊沢）も同レースを目指し、近日中に帰厩。デビューから手綱を取っていた横山典から乗り代わりとなる。

　◆ダービー卿チャレンジＴ９着のマルターズアポジー（牡６歳、美浦・堀井）は安田記念（６月３日・東京、芝１６００メートル）へ。大阪杯１２着のウインブライト（牡４歳、美浦・畠山）は放牧に出て春は休養に充てる。復帰は札幌記念あたりになる見込み。