【競輪】いよいよ開幕するガールズ初のG1・パールカップから目が離せない

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 2012年7月に平塚から始まったガールズケイリン。6月13日から岸和田でいよいよ初めてのG1レース「第1回パールカップ」が行われる。

 このパールカップは男子のG1・高松宮記念杯と同様に、勝ち上がりレース(予選、準決)を東日本、西日本で分かれて戦う。優勝者には賞金490万円(副賞含む)と12月29日に立川で行われるガールズグランプリ出場権が与えられるだけに12日の前検日はどの選手も気合が入っていた。

 準決への勝ち上がりは東日本予選、西日本予選の3着までと、4着1人。4着1人は選考順位上位者。

 決勝への勝ち上がりは東日本準決、西日本準決の3着までと、4着1人。4着1人は予選の着順上位者。予選着順が一緒のときは選考順位上位の選手が決勝進出となる。

 今大会の特色の一つは枠番だ。初日に行われる予選は東西ともに選考順位上位から、たすきがけでメンバーが組まれて、枠番も内枠から入っている。

 準決、決勝の枠番も予選、準決の着順で内枠から入っていく。この番組編成のやり方だと、3日間1枠で戦うこともできるし、たとえ予選が外枠だとしても1着を取れば、準決で内枠から戦える有利さがある。枠番による有利不利がなくなるだけに、予選、準決ともシビアなレースが増えてくるはずだ。

 初代パールカップ女王を目指す戦いは予選から目が離せない。(関東競輪担当・松本直)

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