【競輪】ヤンググランプリで波乱を起こしそうな広島コンビ

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 年末の大一番、「KEIRINグランプリ2018」が迫ってきた。28日には「ガールズグランプリ」、29日には「G2・ヤンググランプリ」も行われる。レースはもちろんだが、記者にとっては車券も楽しみの一つだ。2012年から開催が始まったガールズグランプリは13年、16年以外は3連単で万車券。2001年から開催しているヤンググランプリは05年~08年こそ比較的平穏な決着だったが、それ以外は波乱の結末。16年には3連単40万円超の配当が飛び出している。メインのグランプリも3連単が導入された2001年以降、配当が1万円以下の決着だったのは02年と15年のみ。穴党にとっては荒稼ぎのチャンスだ。

 グランプリに関しては開催期間中の本紙をご覧いただくとして、今回はヤンググランプリに出場し、波乱の立役者となりそうな選手をピックアップする。

 竹内翼(24)=広島・109期・S2=、佐伯辰哉(22)=広島・109期・S2=は、まだ前後の並びは決めていないものの「連係はします」と広島コンビで結束することは確定。昨年に続いての参戦となる竹内は「広島から2人乗れることはそうそうない。その時の調子で並びは決めるけど、どっちかが勝てばいい。自分が前なら辰哉は仕事をしてくれるし、自分も辰哉を優勝させるような走りを意識する。辰哉が前なら粘ったりもあるだろうし」と同県コンビで強敵に立ち向かう構え。「1回目は何もできなかった。2回目だし、アドバンテージはあると思う」と大舞台を経験した強みを生かす構えだ。一方の佐伯は「竹内さんと連係して、自分は後ろのつもりなんですけどね(笑)。1月はあっせん停止なんで、最後は思いっきり突っ込んでアピールする走りをします」と意気込む。

 ライバルとなる選手の並びも現時点で不確定だが、今年大ブレイクした山崎賢人(長崎)に111期の卒業記念チャンプ・南潤(和歌山)、109期のチャンプである太田竜馬に同期同県の島川将貴(ともに徳島)、3人で連係することが予想される愛媛勢と強敵がそろう。広島コンビは配当的な妙味も見込めて穴党の心をくすぐる。記者はこの2人を絡めた車券で一足早いお年玉をゲットするつもりだ。(関西競輪担当・貞 友之)

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